<為替> ドルが158円台に乗せ、34年ぶり高値を更新した。日銀による政策の現状維持が材料視されたほか、米インフレ指標がおおむね予想と一致し、連邦準備理事会(FRB)が利下げ開始を遅らせるという観測が強まった。
ニューヨーク外為市場では、ドルが158円台に乗せ、34年ぶり高値を更新した。日銀による政策の現状維持が材料視されたほか、米インフレ指標がおおむね予想と一致し、連邦準備理事会(FRB)が利下げ開始を遅らせるという観測が強まった。
ユーロ圏金融・債券市場では、域内国債利回りが安定的に推移した。ユーロ圏のHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値がまちまちの内容となり、欧州中央銀行(ECB)の利下げペースに関する新たなヒントが示されなかったことを受けた。
[26日ロイター] - 中南米金融市場では通貨と株価が急伸。米国債利回り低下や米株価上昇が背景にある。中南米の通貨と株価は週足でも上昇する勢い。
米商務省が26日発表した3月の個人消費支出(PCE)価格指数は、インフレ率の緩やかな上昇を示した。ただ、住宅価格などが高止まりし、米連邦準備理事会(FRB)が当面、金利水準を維持する可能性を示唆した。 もっと見る ...